そろそろ年末調整・確定申告の時期ですね…
毎年、ギリギリになって慌てる人よくみかけます(わたしもそのうちの一人…)
今年こそは慌てずに終わらせられるように今からしっかりできる準備についてお伝えします!
育休中や副業から始める人でも確定申告は必要!?
この記事でわかること
フリーランスや副業初心者でも安心して確定申告ができるポイントをお伝えします。
育児と仕事を両立している方に向けた、効率的な方法も紹介します!
初めて確定申告する方、去年慌てて作業した方におすすめの記事です♪
確定申告ってなに?フリーランス初心者でもわかる解説
確定申告が必要な人とは?
フリーランスや副業で20万円以上の所得がある場合、確定申告が必要です。
ということは、副業の方でも本業以外で何らかの収入が年間20万円を超えたら場合は、確定申告の対象ということになります。
計算方法ややり方もこれから詳しく書いていきますのでご安心を♪
育休中の方へプチアドバイス
しっかりを説明する前に、、、
育休手当は課税対象外ですが、副業収入は申告が必要です。
確定申告を通して収入をしっかり管理する必要があります。
副業収入の「所得」を計算する方法
まずは何が何の数字なのかポイントを押さえていきましょう!
副業で得た収入=「売上」
所得=「収入(売上)-経費
副業の売上から、必要経費(仕事のために使った費用)を差し引いた金額が「所得」です。この所得金額が課税対象となります。
例:副業の売上が50万円の場合
経費(仕事用のパソコン代やネット料金)が20万円
所得は「50万円-20万円=30万円」
もし、副業を確定申告しなかったら…?
副業収入を申告しないと、後で税務署からペナルティを受ける可能性があります。
申告しない場合のリスク
過少申告加算税(最大35%)や延滞税が課されることがあります、また、税務署の調査対象となり、過去数年分の所得を追徴課税される場合も…
確定申告を通して収入をしっかり管理するとメリットもあります!
① 副業収入が可視化される
確定申告を行うことで、自分の収入や支出を明確に把握でき、家計の管理がしやすくなります。特に育休中は家計を効率よくやりくりするため、正確な収入把握が重要ですよね!
② 副業が本業になる準備ができる
確定申告をすることで、フリーランスとしての基礎が身につきます。
青色申告を選択すれば、経費を最大化しながら税金を節約するスキルも身につきます。
③ 税務署に信頼される納税者になる
毎年しっかりと確定申告を行うことで、税務署から信頼され、将来的に融資を受ける際などに有利になる可能性があります。
育休中の副業で注意すべきポイント
① 育休手当に影響がないか確認
育休手当の支給条件には「労働収入がないこと」が含まれる場合があります。
ただし、副業収入は「育休手当の対象外の収入」として認められるケースが一般的ですが、念のため勤務先に確認することをおすすめします。最近では会社が副業を認めているケースもあるので確認できれば安心ですよね!
② 税金の負担を軽減するための工夫
副業収入の所得が少額の場合でも、経費をしっかり計上することで、課税対象額を減らせます。経費に含められるものとそうでないものの判断は最初は難しいかもしれませんが、仕事のために必要なものは大体経費にできることが多いです!
詳しくは後ほど紹介していきますので、そちらを参考にしてください!
副業収入を確定申告する流れ
- 副業収入を記録する
- 副業で得た収入をエクセルやクラウド会計ソフトに記録。
- 領収書やレシートを一緒に管理する。
- 経費を整理する
- 仕事に使った費用(インターネット代、PC代、教材費など)を記録。
- e-Taxを利用して提出
- 国税庁のサイトから無料で申告可能。
今の時代、税務署に行かなくても確定申告することができるんです!
①の作業は定期的に時間を作っておくことで慌てずに済むのです次の章で簡単にできるポイントお伝えします✨
忙しいママでも簡単!確定申告の準備リスト
わたしもそう思って、結局年末に慌てて確定申告をやっていました。
ここでは、実際確定申告をやってみて事前にやっておいたらいいなと思った具体的な準備リストを紹介します!
まずはこれを揃えましょう!
- 源泉徴収票(あれば)
- 副業やフリーランスの収入明細(売上記録など)
- 経費に関連する領収書(クラウド保存でもOK!)
- e-Tax用のアカウント登録
これらを揃えていられると作業がスムーズに進みます!
売上や経費の記録はなかなか面倒。そんなときの工夫ポイントはスマホでも簡単に帳簿管理できるアプリを活用することです。細切れの時間でも作業することができるのでおすすめです!
フリーランス初心者が知っておきたい!経費で落とせるもの10選
フリーランスにとって「経費」を正しく理解することってなかなか難しく聞こえるかもしれません。
「これって経費にできるの?」と悩むことも多いですが、仕事に関連する支出であれば多くの場合、経費として計上することが可能です。
ここでは、フリーランス初心者が押さえておきたい経費の代表例を10個に分けて詳しく解説します!
1. パソコン・タブレットなどの機器類
仕事に使うパソコンやタブレット、周辺機器(マウス、キーボード、モニターなど)は経費として計上可能です。
注意点:高価なもの(10万円以上)は「固定資産」として扱われ、数年に分けて減価償却する必要があります。
2. 通信費(インターネット・スマホ料金)
自宅のインターネット回線やスマートフォンの料金も経費として申請できます。
仕事用とプライベート用を分けるポイント:
家庭用のインターネット回線を仕事にも使っている場合、「全体の使用割合を見積もり」、その分を経費に計上しましょう。たとえば、仕事が全体の50%なら、月額料金の半分を経費として計上できます。
3. 家賃・光熱費(在宅ワーク時)
在宅ワークをしている場合、自宅の家賃や光熱費の一部も経費にできます。
たとえば、3階建ての自宅で1階を作業部屋として使っているとすると、家賃・電気代・水道代の30%を経費として計上可能ということになります。
注意点: 家族全員で使うリビングなどは対象外です。
4. 文房具や消耗品
ボールペン、ノート、プリンタ用紙、インクなどの事務用品は、仕事に必要な道具として経費になります。
100均やネットで購入したものでも領収書やレシートを取っておけばOKです。
細かな出費もきちんと計上することで節税対策にもなりますよね!
5. ソフトウェアやオンラインツールの利用料
フリーランス業務に必要なソフトやアプリの費用も経費にできます。
たとえばAdobe Creative Cloud(デザインや写真編集)やPremierProやCanva(デザインツール)やZoomの有料プラン、さらにクラウド会計ソフト(freeeやマネーフォワード)や生成AIへの課金も月額費用も対象です。
6. 交通費
クライアントとの打ち合わせやイベント参加のために使った交通費も経費になります。
電車代、バス代、タクシー代、自家用車のガソリン代(走行距離に基づく計算が必要)などが対象になります。
領収書や乗車履歴(Suicaの記録など)を残しておくこと!
7. 書籍・参考資料
仕事のスキルアップや情報収集に必要な本や参考資料は経費に計上できます。
関連するビジネス書、デザインやライティング関連の教材、マーケティング書籍など。
また電子書籍(Kindle購入分)も対象になります!
8. セミナーやオンライン講座の受講料
スキルアップのために参加したセミナー、オンライン講座、イベントの参加費用も経費として認められます。副業を始めるための講座や、確定申告について学べるセミナーなども対象になります!
あくまで仕事に関連するものが対象で、趣味の講座はNGです!
9. 打ち合わせや仕事用の飲食代
クライアントや仕事仲間と行う打ち合わせでの飲食代も経費になります。カフェでの打ち合わせ費用、ランチミーティング代なども対象です。
自宅以外のカフェで一人で作業した場合も経費にすることができます。
ただし、個人的な飲食代は対象外。
誰とどんな目的で使ったかを記録しておきましょう!
10. 広告費や宣伝費
仕事を拡大するために使った広告費用も経費です。
SNS広告の出稿費、ポートフォリオサイトの制作費用、ブログ運営のドメインやサーバー代など。
副業を育てていきたい方には重要な経費項目です。
経費申請の基本ルール
- 仕事に関連する支出が対象
- 明らかにプライベートな支出(旅行や買い物)はNG。
- 迷う場合は「業務に関係があるか」を基準に判断。
- 領収書やレシートを保管する
- 経費として認められるには証拠が必要。できるだけ詳細な記録を残しましょう。
- 不明な場合は税務署や会計ソフトに相談
- 初心者は迷うことが多いので、専門家に相談すると安心です!
育休後を見据えて!フリーランスとしての働き方
育休中から、将来のキャリアビジョンを描いておくことで今後がスムーズになります。
副業で始めたけど行く行くはフリーランスに移行したい、育児と両立しながら自分の範囲でキャリアアップしながら働きたい、そんな方は今年は20万円の収入がなかったとしても記録していくことがおすすめです!
家計とのバランスを考える工夫として家計費と仕事用費用を分けて管理するのがおすすめ。副業専用口座を作ると整理が楽になります!
まとめ:スムーズな確定申告で育休後も安心です!
育児中の時間が限られていても、効率よく進められる方法があります。
まずはクラウド会計ソフトや家計簿のような記録でもいいので導入してみて流れを理解してみましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます!